みなさんこんにちは!
テレビネタが続きますが『四十物』 読めましたか??|д゚)
『四十物』と書いて「あいもの」と読みます(新人は読めませんでした)
今現在は『合物』の字の方が馴染みがある人も少なくないかと思います。
合物
読み方:アイモノ(aimono)
鮮魚と乾魚との中間物の意で、干魚など塩で処理した海産物の総称。
別名 間物、四十物、相物
【歴史民俗用語辞典】より
弊社で作っている一夜干しかれいはもちろん、
日本のスーパーで合物を見かけない日はないのではないでしょうか?
発祥は江戸時代まで遡って当時は冷蔵庫なんてものはなかったので
今以上に海産物の賞味期限は短かったことが容易に想像できます。
少しでも食材を長持ちさせようと編み出されたのが塩で処理する方法で
鮮魚と違って「始終(しじゅう)食べられることから」に「あい」に四十の漢数字を当てて
【四十物】と呼ぶようになったんだとか・・・( ..)φ
さすが江戸時代、洒落が効いてますね。
次の番組でも農業、漁業の困った事象をアイディアで改善した事例の紹介をしてました。
やはり新人とはいえ水産物を扱う端くれですから、
漁業アイディア改善は本当に目からうろこでした( ˘ω˘ )
ウニの増殖で海藻類がなくなってアワビが育たない、
増えたウニは身が小さく味も良くなくて困っているという事象の対策が
なんと、増えたウニを回収して廃棄になるキャベツで養殖するという
画期的な方法が紹介されていました。
ウニを獲って減らせば海藻が育つし、アワビも育つ。
廃棄になるキャベツに用途ができた上にそのままでは売り物にならない
ウニがキャベツを食べることで身が大きく、味もよくなるという
いいことだらけのアイディアです!(^^)!
考えた人は本当にすごいですね!
是非、全国的に進めたいものです。
全国区の番組はもちろんですが、ローカルな地元ニュースでも
地元の海産物を広めようと精力的にテレビで活動されている方がいて
身近な人や物が取り上げられているとなんだかワクワクして
見てしまうものですね。
たまにゆっくり見ると色々面白いなぁと、
かなり個人的な感想をつらつら更新させて戴きました。
お粗末です、お付き合いありがとうございました。